2021-6-16
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お口ぽかんにご注意を!!
むらまつおとなこども歯科オフィシャルブログ、
お節介院長による豆知識情報発信ブログ「むぅブロ」
をご覧になっている、懸命なる読者諸君。こんにちは。
東浦和の歯科医院
むらまつおとなこども歯科
院長兼愛妻家の村松輝晃です。
実は私の妻も歯科医師でして、むらまつおとなこども歯科の副院長として働いているんです。ご存知でしたか?
地域医療への貢献に日々尽力しておるのです。
それだけでなく、歯科医師業務の傍、4児の母として毎日の育児・教育、さらにはグータラ夫の世話と
我が家では大車輪の活躍をしております。
4月に第4子を出産したばかりとは思えません。そんな妻を本当に尊敬しております。
そんな妻も先日、コロナウィルスの予防接種をしてきました。
当院では、感染予防対策もしっかりと行っておりますので、安心して通院していただければと思います。
そんな世の中ですが、まだまだコロナウィルスが猛威をふるっています。
かからないようにするために、
手洗い、うがい以外に今できること。
それは、、
鼻呼吸をすることです!
長引くマスク生活。
マスクは口と鼻を覆ってしまいます。
息苦しいので、意識をしないと、
マスクの下で、口ぽかん( ;∀;)
上がふじさん型のくちびる、
ピンク色ではなく白っぽいしわしわのくちびる、
これは口ぽかんの特徴的な状態です。
口ポカンは、口呼吸のサイン!
口呼吸による、体への悪影響は様々なところに、、、
・感染症の危険が高くなります
鼻は、鼻毛や鼻水などでバイキンをきれいにしてくれますが、
口ではそれほどの働きはありません。
・咀嚼能力が低下します
舌の動きが低下すると食物を咽頭へ運ぶことが困難に。
結果として嚥下機能低下につながります。
口呼吸をすると舌の位置は上あごから離れてしまいます。
(舌が常に汚れている人はその傾向が、、要注意!!)
すると、上あごを内部から支える力が失われ、
上あごが適切な形にならず尖ってしまい、
歯並びや咬合(かみ合わせ)の崩れ、
顔面形成の崩れ(上顎が下に伸びる、眼の下が落ちくぼむ、顎が尖る等)
などの原因になります。
・脳や筋肉への酸素供給量が低下する
空気が体内へ入りすぎると、酸素が多くなりすぎて、
血中の酸素と二酸化炭素のバランスが崩れてしまいます。
過剰な酸素は結果として脳や筋肉への酸素供給を減らしてしまうため、
様々なパフォーマンスの低下につながってしまいます。
口ぽかんを治すためにできること、、、
①口のまわりの筋肉(口輪筋)をきたえる
風船や、ラッパ、ピロピロ(吹き戻し)、風車、ストローでお水をぶくぶく、、、
など、簡単ですがすぐにできるトレーニングはたくさんありますよ。
『あいうべ体操』をするのも口輪筋を鍛える体操の1つです。
②鼻炎や花粉症の治療をしっかり行う
鼻がつまっていたら、やはり鼻呼吸は難しいです。
耳鼻科(小児科ではなく)に通院し、投薬してもらいましょう。
③寝ている間に口テープを貼る
サージカルテープを唇に少しきつめに貼ります。
(きつめ、といっても口を開けようとするので、実際にはそんなにきつくはなりませんよ)
気になったらはがしてもかまいません。
この方法は、慣れるのに1、2か月かかりますが、
慣れたら睡眠の質が上がります!
確実に鼻呼吸になるので、
花粉症などアレルギー疾患がよくなります!!!
まだやっていないことがある人は、
今すぐ実践!!!!
コロナ禍をみんなで乗り切りましょう!!!!!!
東浦和のちょっと寂しがりやの歯医者さん
むらまつおとなこども歯科
院長 村松輝晃