2021-8-2
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97%の人が知らない歯の寿命のルール⑦
ブログをご覧になってくださっている懸命なる読者の皆様こんにちは。
むらまつおとなこども歯科院長の村松輝晃です。
前回のブログをご覧になっているむぅブロファンの皆様は
おっ今日も更新してるな
偉いじゃないか
まぁ昨日の今日でサボっていたらもうどうしようもないもんな
せいぜい頑張ってくれよ
なんて思っていることでしょう
今日初めてブログを見るという方は
是非とも過去のブログもご覧ください。
当ブログは、お口の豆知識情報発信ブログ「むぅブロ」と申します。
現在小児歯科について猛勉強中の院長が、
地域住民の皆様のお口の健康を守るため
できれば毎日更新したいと考えているブログです。
今後ともどうぞご贔屓ください。
さて、そんな今日のテーマですが、昨日に引き続き歯の神経のお話です。
「神経を取った歯は最終ステージ?」というテーマでお話をして行きますね。
昨日のブログでは神経がなぜ大切か?というお話をしました。
1番大きな理由は、神経を取ると歯の寿命が一気に短くなるからということをお伝えしましたよね。
そうなんです。
神経を取った歯は、歯の寿命の最終ステージになるので注意が必要なんです。
どういうことかというと、次にトラブルが起きると抜歯の可能性が高いです。
では、神経を取った歯が抜歯になる3つの原因について説明しましょう。
その① 毎日の噛む力で、ある日突然根が割れてしまう。
その② 被せ物の下で虫歯になり、根が腐ってしまう。
その③ ばい菌が侵入して、根の先の顎の骨が膿んでしまう。
以上の3つが抜歯になってしまう原因です。
神経を取った後の、大きな銀歯(クラウン)の平均的なもちは8年です。
ほとんどが人工物に置き換えられている状態なので、もう何度も治療を繰り返せません。
神経を取って痛みを感じないので虫歯が進行してもご自身で気づくことがなくなります。
このように、最終ステージの歯は抜歯の1歩手前の状態なんです。
ではみなさん考えてみてください。
皆さんのお口の中に、最終ステージの歯は何本ありますか?
正確にお答えになれるかたはいらっしゃいますか?
おそらくほとんどの方が、よくわからないとお答えになるでしょう。
そうなんです。意外とお口の中を正確に把握している方は少ないです。
当院では初診時に、お口の中のお写真を撮影して現状を説明しています。(もちろん希望されない方は撮影しません)
そうするとみなさん驚かれるのが、こんなに治療してたんだ、という事実です。
実際にお口の中をまじまじと観察する機会って少ないですよね?
でも自分のお口の中のことは知っておいたほうが良くないですか?
まずは知ることから始めてみませんか?
むらまつおとなこども歯科では、知らなかったことを知ってもらう、ということを大切にしております。
もちろん無理に検査を進めることはありません。
必要性を説明させて頂いた上で、患者様に選択して頂きます。
自分のお口の中に、何本治療している歯があるのか、
正確に把握できていないかもしれないという方は
是非一度、当院までお問い合わせください。
お口の健康を守るために、全力でサポート致します。
「地域住民のお口の健康を守る」という信念を日々忘れずに
明日からも診療に邁進いたしますので、
皆様どうぞよろしくお願いいたします。
追伸
先日、患者様から嬉しいお言葉と差し入れを頂きました。
「来るたびに、歯が綺麗になっていくのが嬉しい。」そんなお言葉をかけて頂きました。
美味しい差し入れはもちろん、お言葉が本当に嬉しかったです。
治療することで、綺麗になっていることはもちろんですが、
お口の中に対する関心がすごく高まっていて、歯ブラシもすごく上手になってくれているんです。
治療をすることも大事ですが、その人の行動をいかに変えられるかがもっともっと大事だと思っております。
それが実践できたかなと非常に嬉しく思いましたし、
こんな患者さんをもっともっと増やしていきたいと、そう強く感じました。
少し熱くなってしまいました。
今週が終わると、当院はお盆休みに入ります。
急なトラブルにはできる限り対応しておりますので、お気軽にご連絡ください。
それではまた明日のブログでお会いしましょう。
東浦和の歯医者さん
むらまつおとなこども歯科
院長 村松輝晃