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2021-10-15


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一生自分の歯で食事をしていくために〜メンテナンスの重要性〜

ブログをご覧の賢明なる読者諸君。こんにちは。

むらまつおとなこども歯科

院長の村松輝晃35歳、

既婚、

4児の父、

虫取り、休日の自由水泳、散歩、たま〜のゴルフを趣味としております。

自己紹介はさておき、早速本題に入りましょう。

虫歯の治療や歯磨きだけで歯は残るのか?

「虫歯の治療もしっかり受けて、毎日歯磨きしていれば、虫歯や歯周病を防げる」と思っていませんか?


虫歯の治療(削って詰めてかぶせる治療)では虫歯にならなくなるわけではありません。

削って詰めてかぶせる治療は壊れた歯の形を直す治療です。

虫歯の原因がお口の中から消えるわけではないのです。

抜歯の原因は9割以上が虫歯と歯周病です。

歯磨きは口の中の健康維持に不可欠だということに間違いはありませんが、虫歯や歯周病の発生や進行には口の中の細菌数や種類、唾液の量、唾液の質、歯の生え方、歯の質、年齢、ブラッシングの仕方…など多くの要因が関わっています。

病気のリスクや原因は、患者さん一人一人によって違います。

確実な予防には、お家でのセルフケアだけでなく自分の病気リスクに合った歯科医院でのメンテナンスを併せて行うことが有効です。

日本人はメンテナンスに対する意識が低い

日本人は、病気にならなければ歯科医に行かない人が多いです。

歯が痛くても、ギリギリのところまで我慢して、先延ばしする人も少なくありません。


しかし、アメリカやスウェーデンなどの歯科先進諸国は違います。

海外のドラマでは食事の誘いを受けた女性が「私、今日歯医者の予約があるの。」と断るシーンを見かけることがあります。

アメリカやスウェーデンでは、歯を失わないために歯医者さんに行くことが社会に浸透しています。

この違いがそれぞれの国での80歳での残存歯数の違いに現れています。

同じ80歳でも、日本では多くの人が入れ歯になり、スウェーデンでは、自分の歯で食事を楽しめているのです。

「80歳なら、入れ歯になっても仕方ない」と思っている人もいるかもしれません。

しかし、メンテナンス次第で、多くの歯を残すことは可能です。日本には、「年をとったら、歯を失うのが当たり前」と思っている人が多いですが、他の国では、80歳になっても自分の歯で噛めるように、歯を守るためにメンテナンスしているのです。

メンテナンスって何?

1.メンテナンスの目的

メンテナンスは、継続的になバイオフィルム(細菌のかたまり)の破壊や除去をして治療後のお口の健康な状態を維持したり、再発を防止することです。


歯周病菌は処置後から12~16週程度で、もとの状態に戻ると言われています。

そこで、悪影響を起こしだす前に、プロフェッショナルケアを行います。

病気のリスクや原因は、患者さん一人一人によって違うので、自分の病気のリスクに合ったメンテナンスを行うことが大切です。

2.メンテナンスの間隔を守りましょう

メインテナンス・プログラムにそって間隔が決まります。

この間隔は、一般的に3ヶ月とされていますが、現在のお口の状況やセルフケアの程度などで、短くなったり、延びたりします。

もし、治療終了後にメインテナンスを定期的に行わないと、確実に歯周病は進行したり、再発してしまいます。

メンテナンスは、必ず受けるようにしましょう。

東浦和の多趣味な歯医者さん

村松おとなこども歯科

さいたま市緑区東浦和5−14−10

院長 村松輝晃


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