2021-8-6
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なぜ歯周病で歯が抜けるのか?
むらまつおとなこども歯科オフィシャルブログ
「むぅブロ」をご覧の皆様こんにちは。
院長の村松輝晃です。
昨日のブログでは小児歯科についてお話をしましたので、
興味のある方は、見てみてくださいね。
さて、今日のお話は小児歯科とはうってかわって歯周病です。
それでは、なぜ歯周病で歯が抜けるのか?
その① 「歯を失うのには理由があります」というテーマで行きましょう!
ところで皆さん、歯を失う原因ってなんだか知っていますか?
そんなの知ってるよ!虫歯でしょ!
そんな声がどこからともなく聞こえてきますね。
そうです。虫歯も大きな原因の1つです。
ただ、他にも原因があるのですが、知っていますか?
え〜?あ〜、う〜〜ん。と眉間にしわを寄せる読者諸君のお顔を想像してみますね。
その、もう1つの原因とは歯周病です。
歯を失う原因の約半分が歯周病です。
昔は、歯槽膿漏(しそうのうろう)とも呼ばれていました。
歯の寿命を延ばすには、歯周病のことも考えることが大切です。
では歯周病とはどんな病気なのでしょうか?
歯周病は歯茎が腫れたり、歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。
骨と聞くとビックリされる方もいますが、歯茎のすぐ下には歯を支えている顎の骨があります。
理科室にあった人体模型の頭蓋骨をイメージしてもらえるとわかると思います。
歯を支えている骨が溶けてしまい、歯がグラグラになってしまうのが歯周病です。
当然、最終的には歯が抜けてしまいます。
では、そんな歯周病の原因はなんでしょうか?
1つは歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌の塊です。
歯垢(プラーク)は、細菌などの塊です。
歯の表面についている白色や黄白色のネバネバしたものです。
食べカスとは全くの別物なので、ご注意ください。
歯磨きをしてから時間が経つと口がネバネバするのは、細菌が増えているからなんです。
なんと、歯垢(プラーク)1mgには10億個の細菌がいます。
もう1つの原因は歯にかかる強い力です。
人によっては歯ぎしりをしたり、知らないうちに一部の歯に負担が強くかかっているケースがあります。
負担が強くかかっている歯は、歯周病が進行しやすくなります。
歯が数本抜けてそのままにしている場合は、過剰な負担がかかって
残っている歯の歯周病が著しく進行する場合があります。
このように、歯を失う原因の大半を占める歯周病ですが、
歯周病は silent disease とも呼ばれ、発症に気づかずに過ごしている方が非常に多いです。
定期的な歯医者での検診をお勧めしています。
むらまつおとなこども歯科では、小児歯科はもちろん
おとなの歯周病治療にも力を入れております。
ぜひ一度ご相談にきてくださいね。
その時はぜひ、「むぅブロ見ました」と受付にお声がけください。
口腔ケアグッズをプレゼントいたします。
それではまた明日お会いしましょう。
グッドナイト、シーユーアゲイン。
東浦和の歯医者さん
むらまつおとなこども歯科
さいたま市緑区東浦和5−14−10
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院長 村松輝晃